熊本シティエフエム 第149回放送番組審議会議事録

開催日時
2021年11月11日(木)
開催場所
熊本シティエフエム本社会議室
意見を寄せた委員(出席委員)
【委員側】
吉村 尚子 委員長
野田  徹  委員
三浦  彰  委員 
梶原 桂子 委員
※西委員は、都合により欠席。事前に書面にて感想提出。
【会社側】
松本富士男社長 杉山泰司取締役 松岡洋一放送部長
手塚朋宏
まちづくり推進部 河野光彦・福島弘樹・会田祥菜
諮問番組
毎週水曜15時00分~15時05分
『Swing5(スイングファイブ)』
※9月放送分、合計5本。
構成・内容
“熊本市周辺市町村にも魅力的な話題がいっぱい!”
そこで熊本市を飛び出して、これまで知らなかった、「心がスイング」するような情報を発掘・発信する番組「Swing5(スイングファイブ)」をはじめました。
熊本市周辺市町村の魅力発信、地域で頑張っている人を応援、熊本市と周辺市町村の架け橋になりたいと考えています。
担当は、FM791まちづくり推進部 河野・福島・会田の3人。その地域ならではのトピックを、現地に訪問してインタビューを行います。
パーソナリティ
FM791まちづくり推進部 河野光彦・福島弘樹・会田祥菜
審議の内容
・ 試みとしては面白い。あらたな若い人たちの感性で情報を切り取って伝える趣旨を十分理解していただいたうえで、今後とも番組作りに励んでほしい。番組としてはとても魅力的な取組みだと思います。
・ 番組の取り仕切り、いわゆる質問の仕方として、相手から情報を引き出す術、情報を質問の中に入れていくような聞き方を考えていかないといけない。情報そのものを聞き手(インタビュアー)が理解していないといけない。

・ リスナーに対して幅広くその土地の個性や持ち味、アピールポイントがどんどん引き出せていて人間関係の分厚さなどもこれから先出して行けたらいいのではないかと思う。

・ フレッシュな3人がやっているということで、それぞれの地域の個性あふれるお店や人物を取材しているのはとても心が弾む。ただ通るだけでは見過ごしてしまいそうな小さなお店なども紹介していてとてもいいのではないかなと思います。
・ インタビューのところで途中でこもるようなところがあった。
・ また、福島さんがインタビューをされるところで「なるほど」という言葉を多用しているのが気になった。転じて、3人のそれぞれの特徴を活かしてニックネームを付けて名乗ってみるとリスナーの耳に残るのではないでしょうか。
・ 堅い言葉を多用する傾向にある。まじめにやっている証だが、たとえば「過去にはどうされていたのですか」は「これまではどうされていたのですか」に言い換え、できるだけひらがな言葉で言い換えてみるとリスナーも聞き取りやすいと思う。
・ ニラ焼きそばの回でのダジャレは思いっきり言った方が良い。
・ 固有名詞を使う場合は、一般的な言い方で伝えるといいと思います。今回の例だと「ろくじ館」=六時間?=甲佐町にある物産館

・ オープニングのタイトルコールとBGMでわくわく感をかきたてられた。
・ 今回紹介されたお店はどこも行ったことがなかったが、入口の雰囲気なども説明され、聞き取りにくい箇所は再度ききなおしてくれたり、テレビを見てるように想像ができた。
・ フレッシュ感はとても伝わるが、質問を事前に考え、深掘りするポイントもいくつか決めておくき、誰が話しても聞き取りやすい放送を心掛けてほしい。ラジオは音しか聞こえないので、その点があいまいになるととても残念な感じになる。

・ ≪甲佐≫と聞いて「こんなお店がでるのかな~」と想像していたが、全く知らないお店や情報が出てきて、どんなセレクトをしているのだろう?と驚いた。特に新しいお店や、意欲的に行動してらっしゃる方も紹介されていて、とても好感を持てた。そのため、地域にも好感がもてるようになり良いのではないかなと思った。
・ 5分という短い番組だからいい点もあって、短い間に要点だけを伝えて終わるのがいいなと思った。
・ なによりも、このデジタルの時代に「会話」と「音」だけで伝えることにとてもほっとするところがある。そして、それを制作しているのが若手3人というところも驚いた。若い方がこのアナログなラジオを新しい・おもしろいものとしてとらえている感性(ギャップ)にも新鮮さを感じた。
・ 放送としての品質や準備を整えることの大事さもあるが、ひとつひとつが若い方の感性で切り取った音として大事にしてほしい側面もある(うまくはなさなくても良くて素人感があっえも良い部分はあると思った)
・ 3人とも個性があるので、聴いている方がそれぞれのファンになるような放送を目指してほしい。

・ 焼きそばを焼いている音で、情景が浮かんできました。
・ 食べる場面では、焼きそばをすする音とニラをかむ音、シャキシャキまで伝わっておいしそうでした。
・ 車の通る音と、時おり吹く風で、はためくテントの音が会話を邪魔するところがあって、気になりました。
・ 耳で聞いた時、「ろくじ館」が、どんな字を書くのか、ネーミングの由来があったらひと言紹介してもらえたらよかったなと思います。
・ 「リスナーは、音だけで情報を得ている」ということを忘れないでほしいと思っています。
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